久米村の門になります。ここで少し久米村について話をすると、今から600年ほど前に福建省から明の洪武帝の命により、琉球に移住してきた人たちが住み始めた場所となります。その移住者達は職能集団であり、中国の当時最先端であった技術力を琉球に伝え、琉球王国発展に貢献したとして「久米三十六姓」として称えられる存在になっております。その移住者達が独自に発展させた村です。つまりは琉球の中にあって琉球でない村だったというわけです。